• 菓子
• 平成25年度

玉椿

11代将軍徳川家斉の娘である喜代姫が、5代姫路藩主の酒井忠学に輿入れした際に、家老・河合寸翁の命によって作られた「玉椿」は、今なお姫路藩献上菓子として知られています。原料の一つである白小豆（しろしょうず）は、極限られた生産量で貴重な小豆のため「幻のあずき」と称されています。白小豆で仕立てた淡い黄色味のある美しい餡は、豊かな風味と上品な甘みが特徴。元禄年間から伝わる上品な味わいを今に伝える銘菓です。

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