• 菓子
• 平成26年度

玉椿 10個入

11代将軍・徳川家斉の娘である喜代姫と、姫路城主・酒井忠学との婚礼を祝い作られた「玉椿」は、姫路藩の御用菓子に用命されました。江戸時代、非常に貴重であった白小豆やゆで卵の黄身を加えた餡を、柔らかい薄紅色の求肥でやさしく包み、雪のようにサラサラとした粉砂糖で色付け。その姿は、まさに「椿の花」のように美しく、上品さを醸し出しています。香り豊かな風味と口当りの良さは、一度食べたら忘れられない味わいです。

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